11月16日(水)をもって市長を退任いたしました。
12年前,市長になった当初,大変な財政難と分散庁舎など,厳しい状況のなかでの出発でありました。
しかし,TXの開業などにより,まちは著しく変わり,発展してきました。この間,新庁舎の開庁,そして翌年に東日本大震災,更に竜巻災害を経験し,大変な状況であったことが今も思い出されます。
現在つくば市は,教育や科学技術(G7茨城・つくば科学技術大臣会合の開催,国際総合戦略特区の認定,筑波山地域「日本ジオパーク」認定等)との連携などが高く評価され注目を集めるようになりました。
一方,中心市街地は老朽化や,公務員宿舎の廃止による空洞化,周辺地区の少子高齢化など課題も多数あります。
思えばこの12年間,ただただ,つくば市の活性化のため走り続けてきたと感じています。退任の時を迎え,これまで一緒に仕事をしてきてくれた職員の皆さん,そして支えていただいた市民の皆さんに,心から感謝をしたいと思います。
これからは,一市民として,つくば市の発展を願い,そして,協力したいと思います。
本当に12年間ありがとうございました。
前つくば市長 市原健一